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ゲーミングPCのスリープの電気代は?賢い節電方法を解説

スリープモード

 

こんにちは。PC最適解ラボ、運営者の「トモ」です。

「ゲーミングPC、ちょっと席を外すときはスリープとシャットダウン、どっちが電気代お得なの?」「つけっぱなしにすると、電気代がすごいことになりそうで不安…」。そんな疑問を持っている方、多いですよね。ゲーミングPCは電気を食うイメージがあるので、電気代は気になるところ。その気持ち、よくわかります。

先に結論をお伝えすると、離席時間が「90分」を境に、それ以内ならスリープ、超えるならシャットダウンが電気代の面ではお得とされています。ただし、実はスリープとシャットダウンの電気代の差はそれほど大きくないので、電気代だけで神経質に考えなくても大丈夫なんです。

この記事では、そもそもゲーミングPCの電気代が高い理由から、スリープとシャットダウンの違い、電気代を分ける90分の目安、スリープを使うときの注意点、そしてスリープ以外の節電の工夫まで、わかりやすく解説します。

読み終わる頃には、電気代を無駄にしない、賢いスリープの使い方が身についているはずですよ。一緒に見ていきましょう。

* ゲーミングPCの電気代が高い理由とスリープの仕組み
* 電気代を分ける90分の目安とスリープの使い分け
* スリープを使うときの注意点と他の節電の工夫
* 長時間使わない時の対処と電気代以外に意識したいこと

ゲーミングPCのスリープと電気代の基礎知識

まずは、基礎知識から押さえていきましょう。ゲーミングPCの電気代が高い理由、スリープとシャットダウンの違い、電気代を分ける90分の目安、そしてスリープと休止状態の違いを解説します。ここを理解すると、自分に合った使い分けが見えてきますよ。

ゲーミングPCの電気代が高い理由

ゲーミングPCの電気代が高い理由

まず、なぜゲーミングPCは電気代が高いと言われるのか。その理由から見ていきましょう。

ゲーミングPCは、美しいグラフィックを滑らかに動かすために、高性能なパーツを積んでいて、それだけ多くの電力を消費します。一般的なパソコンと比べると、電気代はおおよそ2倍ほどになる傾向があります。

消費電力を押し上げている一番の要因が、グラフィックボード(GPU)です。高性能なモデルになると、GPUだけで数百ワットもの電力を消費することも。ハイエンドのゲーミングPC全体では、1000ワットを超えるモデルもあり、これはドライヤーを使い続けているのに近い電力量なんです。グラフィック性能が高いPCほど、電気代も高くなる傾向がある、というわけですね。

だからこそ、「使わないときにどう電力を抑えるか」が、電気代の節約では大事になってきます。その主役となるのが、これから解説するスリープとシャットダウンの使い分けなんです。

スリープとシャットダウンの違い

スリープとシャットダウン、なんとなく使っている人も多いと思いますが、電力の面での違いを整理しておきましょう。

スリープは、作業状態を保ったまま、PCを低消費電力の待機状態にする機能です。電力消費を最小限に抑えつつ、すぐに元の状態に復帰できるのが特徴。マウスを動かしたりキーを押したりすると、数秒で作業を再開できます。ただし、わずかながら電力は消費し続けます。

一方、シャットダウンは、PCを完全に終了させること。電力消費はほぼゼロになりますが、次に使うときは、電源を入れて起動するのに時間がかかります。

ここで知っておきたい大事なポイントが、PCは起動時とシャットダウン時に、最も多くの電力を消費するということ。つまり、頻繁にシャットダウンと起動を繰り返すと、その都度大きな電力を使うことになります。そして、シャットダウンからの起動よりも、スリープからの復帰のほうが、消費する電力は小さいんです。この特性が、次の「90分の目安」につながってきます。

電気代を分ける90分の目安

電気代を分ける90分の目安

「結局、スリープとシャットダウンどっちがいいの?」という疑問への答えが、この90分の目安です。これを覚えておくと、判断に迷いません。

結論から言うと、PCを使わない時間が90分以内ならスリープ、90分を超えるならシャットダウンのほうが、電気代を節約できるとされています。これはMicrosoftなどの調査でも示されている目安です。

なぜ90分が境目になるのか。理由はこうです。スリープ中は、少ないながらも電力をじわじわ消費し続けます。一方、シャットダウンすると待機電力はゼロですが、次に起動するときに大きな電力を使います。この「スリープで消費し続ける電力」と「シャットダウンから起動する際に一度に使う電力」が、ちょうど釣り合うのが90分〜2時間あたりなんですね。だから、短い離席ならスリープのまま待機させたほうがお得、長い離席なら一度シャットダウンしたほうがお得、という計算になります。

ちょっとトイレに立つ、食事をする、といった短い中断ならスリープ。外出する、寝る、しばらく使わないというときはシャットダウン。この使い分けが、電気代の面では基本になります。

スリープと休止状態の違い

Windowsには、スリープと似た「休止状態」という機能もあります。混同しやすいので、違いを知っておきましょう。

休止状態(ハイバネーション)は、その時の作業状態をメモリからストレージに保存して、電源をほぼ完全に切る機能です。スリープよりも待機中の電力消費が少なく、シャットダウンに近い状態になります。「作業は保ちたいけど、電力はほとんど使いたくない」という場合に便利です。

ただし、注意点があります。休止状態から復帰するときは、ストレージに保存した状態を読み込み直すため、スリープからの復帰よりも、起動に時間と電力がかかります。そのため、90分以内の短い離席なら、待機電力は少し多くても、復帰が速くて省電力なスリープのほうが有利、ということになります。

豆知識:ざっくりまとめると、離席時間で使い分けるのがおすすめです。数分〜90分程度の短い中断なら「スリープ」、それ以上でも作業状態は保ちたいなら「休止状態」、長時間使わない・作業を保つ必要がないなら「シャットダウン」。この3段階で考えると、電力の無駄を抑えられます。とはいえ、後述するように電気代の差自体は小さいので、あまり厳密に考えすぎなくても大丈夫ですよ。

ゲーミングPCの電気代を抑える使い方

基礎がわかったところで、ここからは実践的な使い方を見ていきましょう。90分を基準にした使い分け、スリープを使うときの注意点、スリープ以外の節電の工夫、長時間使わないときの対処、そして電気代以外に意識したいことを解説します。無理なく続けられる範囲で取り入れてみてくださいね。

90分を基準に使い分ける

まずは基本の使い分けから。「90分」を一つの目安に、スリープとシャットダウンを使い分けるのが、電気代節約の基本戦略です。

具体的にはこうです。ちょっと休憩する、家族と食事をする、買い物に少し出かける、といった90分以内で戻ってくる予定ならスリープ。就寝する、長時間の外出、今日はもう使わない、といった90分を大きく超えるならシャットダウン。この判断でOKです。

ただ、正直にお伝えすると、スリープとシャットダウンの電気代の差は、実はそれほど大きくありません。1回あたりの差は、ごくわずかな金額です。なので、「90分をきっちり守らなきゃ」と神経質になる必要はありません。だいたいの感覚で、「短い離席はスリープ、長い離席や就寝時はシャットダウン」と使い分ければ十分。細かい計算より、この大まかなルールを習慣にするほうが、ずっと実用的ですよ。

スリープを使うときの注意点

スリープを使うときの注意点

便利なスリープですが、使ううえで知っておきたい注意点もあります。快適に使うために押さえておきましょう。

まず、スリープはわずかとはいえ電力を消費し続けていることを忘れずに。「スリープにしておけば電気代ゼロ」ではありません。長時間、何日もスリープのまま放置すると、その分の電力は積み重なりますし、後述するように長期間なら一度シャットダウンするのがおすすめです。

注意

スリープ状態を長く続けていると、まれにPCの動作が不安定になったり、スリープから復帰しなくなったりすることがあります。これは、内部に余分な電気が溜まる「帯電」などが原因のことがあります。もしスリープから復帰しない、動作がおかしいといった不調が起きたら、一度電源を落として「放電」を試すと改善することがあります。放電の詳しいやり方は、ゲーミングPCの放電について解説した記事で紹介しているので、参考にしてみてください。

また、Windowsの電源設定で、「一定時間操作がないと自動でスリープに入る」設定にしておくと、消し忘れを防げて節電になります。自分の使い方に合わせて、スリープに入るまでの時間を調整しておくといいですよ。

スリープ以外の節電の工夫

スリープ以外の節電の工夫

電気代を抑えるなら、スリープの使い分け以外にもできることがあります。合わせて実践すると、より効果的です。

手軽で効果が大きいのが、モニターの輝度(明るさ)を下げること。ある調査では、輝度を下げることでPC全体の消費電力を2割以上削減できたという例もあります。明るすぎるモニターは目にも負担なので、見やすい範囲で少し下げるのがおすすめです。

ほかにも、Windowsの電源プランを省電力寄りに設定する、ゲームをしないときはスピーカーではなくイヤホンを使う、周辺機器の電源をこまめに切るといった細かな工夫も、積み重なれば効果があります。そして最も確実な節電は、やはり使わないときにきちんとシャットダウンすること。当たり前ですが、電源が切れていれば電気は使いません。

それでも電気代が気になる場合は、契約している電力会社の料金プランを見直すという方法もあります。ゲーミングPCの電気代だけでなく、家全体の電気代を抑えられる可能性がありますよ。

長時間使わない時の対処

旅行や出張などで、数日以上PCを使わないとき。この場合の対処も知っておきましょう。

結論はシンプルで、長時間使わないなら、スリープではなくシャットダウンしておくのがおすすめです。理由は2つ。1つは、スリープのまま何日も放置すると、わずかとはいえ電力を消費し続けて無駄になるから。もう1つは、長期間のスリープは、前述のように不具合や帯電による不調の原因になることがあるからです。

さらに言えば、たまにシャットダウンして再起動することは、PCの調子を保つうえでも良いことです。ずっとスリープで使い続けるより、時々きちんと電源を落としてあげると、システムがリフレッシュされて動作が安定しやすくなります。「最近PCの調子がイマイチ」というときも、一度しっかりシャットダウンしてみると改善することがありますよ。雷が予想される日なども、念のためシャットダウンして電源ケーブルを抜いておくと安心です。

電気代以外に意識したいこと

電気代以外に意識したいこと

スリープと電気代の話をしてきましたが、最後に、電気代以外の視点もお伝えしておきます。総合的に見て、賢く使いましょう。

大事なのは、電気代の節約だけにとらわれず、利便性やPCの安定性とのバランスで判断することです。前述の通り、スリープとシャットダウンの電気代の差はごくわずか。それなら、「すぐ作業に戻りたいからスリープ」「今日は使わないからシャットダウン」というように、自分の使い勝手を優先して決めても、電気代的にはほとんど問題ありません。

むしろ意識したいのは、PCを長持ちさせること。たまにシャットダウンして休ませる、不調があれば放電する、といったケアのほうが、長い目で見ると大きな節約につながります。もし電源が入らない、スリープから戻らないといったトラブルが続く場合は、故障の可能性もあるので、ゲーミングPCの修理について解説した記事も参考に、早めに対処してくださいね。高価なPCだからこそ、電気代の数円を気にするより、PC本体を大切に長く使うことを優先するのが、結局は一番お得なんです。

ゲーミングPCのスリープと電気代のまとめ

最後に、この記事の内容をまとめておきますね。

ゲーミングPCは高性能パーツ、特にGPUのために消費電力が大きく、電気代は一般PCの約2倍になる傾向があります。使わないときの電力を抑えるのが節約のポイントで、その基本がスリープとシャットダウンの使い分けです。

目安は「90分」。離席が90分以内ならスリープ、90分を超えるならシャットダウンのほうが電気代はお得とされています。ただし、両者の電気代の差はごくわずかなので、厳密に考えず、「短い離席はスリープ、就寝や長時間の外出はシャットダウン」という大まかなルールで十分です。輝度を下げる、省電力設定にするといった工夫も、合わせると効果的です。

長時間使わないときはシャットダウンし、たまに再起動や放電でPCを休ませると、動作も安定します。電気代だけにとらわれず、利便性とPCの寿命を大切にするのが、結局は賢い使い方ですよ。

なお、本記事で紹介した数値や目安は一般的なもので、お使いのPCの構成や電力プランによって異なります。正確な消費電力は製品の仕様を、電気料金はご契約の電力会社の情報をご確認くださいね。

ちょっとした使い分けの意識で、電気代の無駄は抑えられます。上手に節電しながら、あなたのゲームライフを気持ちよく楽しんでください。

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